PCゲーム

フレームレートとリフレッシュレートは何が違うのか解説

PCゲームの攻略情報を調べていたら、リフレッシュレートやフレームレートがあるんですけど違いは何ですか?
akira
akira
tatsuo
tatsuo
数値で表記されて似ているけど、どちらもゲームを楽しむために大事なんだよ。
じゃあ、やっぱり高ければ高い方が良いんですか?
akira
akira
tatsuo
tatsuo
基本的にそうだけど、必要以上に高い数値を求めてもコスパが悪くなるからな。
なるほど。それならどのくらいが良いのか教えてください。
akira
akira

フレームレートやリフレッシュレートは、PCゲームで遊ぶときにとても重要な数値になります。
だけど高レートを求めれば、それだけPCパーツや液晶ディスプレイの値段も高くなるのが当然。
だからあなたの予算やプレイしたいゲームに合わせることが大事なんです。
そこでフレームレートやリフレッシュレートについて、分かりやすく解説します。

フレームレートとリフレッシュレートの違いについて

フレームレートとは

フレームレートとは、パソコンの内部で処理している1秒間のフレーム数(コマ数)のことです。
鉄拳7やストリートファイター5などの対戦格闘ゲームの場合は、基本的に上限が60fps(frames per second、毎秒のフレーム数)で作られています。
PUBGやFortniteなどのFPSやTPSの場合は特に上限がなくて、パソコンの性能次第では100fps以上になるのがポイント。

フレームレートの数値が大きければそれだけ細かく短い頻度で処理しているから、相手よりも先に状況を知る、動くということが可能になるんです。
その為、PUBGやFortniteなどの対戦ゲームで勝ちたいならば、フレームレートは高ければ高いほど有利になります。
だけどフレームレートを上げるためには高価なビデオカードを用意するか、画質設定を下げる必要があるのがデメリット。
しかも高フレームレートでも実際に液晶ディスプレイに表示する場合は、後で解説するリフレッシュレートに依存するから注意が必要です。

Sid Meier’s Civilization VIのようなターン制ストラテジーゲームであれば、フレームレートが30fpsなど少なくても気になりません。
他にも将棋ゲームの激指15などの動きの少ないゲームをプレイするなら、フレームレートにはあまりこだわる必要なし。
ちなみに一般的なテレビ番組は毎秒30コマになっているので、ゲームも以前なら30fpsあれば十分でした。
でも最近は高性能化が進んだこともあり、アクション系のゲームに限らず動きがよりスムーズに見える60fps対応が多くなっています。

リフレッシュレートとは

リフレッシュレートとは、液晶ディスプレイが画面を書き換える(更新する)頻度のことです。
60Hz(ヘルツ)であれば、1秒間に60回の書き換えを行っていることになります。
たとえ高性能ゲーミングPCで内部処理が120fpsだったとしても、60Hzにしか対応していない液晶ディスプレイだと60回しか書き換えが行われないことに。

だからPCゲームをプレイするときは、ビデオカードの性能と液晶ディスプレイの性能を合わせておくのがオススメ。
そうしないと高性能なGPUを使っても、見た目の表示が60回しか変わらないのでは意味がありません。
ちなみに高リフレッシュレート対応の液晶ディスプレイを導入するデメリットとしては、
・値段が高くなる
・選択肢が少ない
・画質が落ちる
などがあります。

一般的には60~75Hzまでのリフレッシュレートに対応した液晶ディスプレイが多いのが現状です。
だからどうしても144Hzなどの高リフレッシュレート対応商品は、ゲーミング液晶などに限られてしまい選択肢が少なくなります。
しかも種類が少なければ、それだけ価格も高い傾向になるのもデメリット。
何よりもFPSなどのアクション性の高いゲーム用途がメインなので、画質よりも応答速度のような動き重視に作られているので色味など見た目が劣ることが多くなります。

tatsuo
tatsuo
FPSやTPSをやらない限りは、60Hz対応の液晶ディスプレイでも十分なんだ。
だけどPUBGやFortniteで勝ちたいなら、高リフレッシュレート対応の液晶ディスプレイが必要なんですね。
akira
akira

どちらを優先して購入すればいいのか


フレームレートとリフレッシュレートは、どちらもPCゲームをプレイする際の大事なポイントになります。
お金をかければどちらも優れた商品が購入できるものの、限られた予算内だとどちらを優先すれば良いか悩むことに。
そこでフレームレート重視でグラボにお金をかけるべきか、リフレッシュレート重視で液晶ディスプレイにお金をかけるべきか解説します。

初心者にオススメなのはグラボ重視

PCゲーム初心者にオススメするのは、グラボ(フレームレート)を重視したパーツ構成のパソコンです。
なぜなら初心者の内は、たとえ120fpsなどで表示されても反応・対応できるとは限らないから。
やはり反射神経や慣れなどの問題もあって、高リフレッシュレート対応の液晶ディスプレイはお金をかけただけの満足感が得にくいんです。

だけどグラボにお金をかけることでRPGやVRゲームなど、様々なPCゲームが安定したフレームレートでプレイできます。
あくまでも高リフレッシュレート対応のゲーミングモニターは、FPSやTPSをプレイする際に活かせるのがメリット。
逆に言えばその他のゲームでは活かせないケースが多く、対戦格闘ゲームは上限60fpsに固定されていて意味がない場合もあります。

だけど綺麗でリアルな画質設定でプレイするには、それだけ高性能グラボが必要に。
オブジェクト表示数や画面解像度など、実感しやすい効果が多いからコスパも良く感じます。
たとえ60fpsでプレイするとしてもグラボの性能はムダにならないので、初心者にはフレームレート重視のパソコン構成がおすすめです。

PUGBなどeスポーツを考えているなら液晶ディスプレイ

あなたがプレイするゲームが既にPUBGやFortnite、Counter-Strike: Global Offensiveなどのシューティングゲームばかりと分かっているなら、リフレッシュレート重視でゲーミング液晶ディスプレイの購入がオススメ。
なぜならシューティングゲームでは画質設定を下げることで、グラボ性能が低くてもフレームレートは稼ぐことができます。
だけど液晶ディスプレイのリフレッシュレートは、対応しているかどうかで設定ではどうにもならない問題だから。

しかもグラボは新製品が次々と開発・発表されていくから、どんどんと高性能化が進んでいきます。
その為、エントリー~ミドルクラスでも、少し前のハイエンド並みの性能になることも。
液晶ディスプレイは頻繁に買い換えずに済む周辺機器だからこそ、予算はグラボよりもeスポーツで有利なゲーミング液晶に使うのがおすすめです。

ちなみにPUBGの大会で用意される液晶ディスプレイは、最大リフレッシュレート240Hzに対応したBenQのXL2546。
だからeスポーツの大会で優勝を狙うなら、普段から同じ液晶ディスプレイで240Hzの動きに慣れておくのが当然ですね。

eスポーツでおすすめのPCゲームについては以下のページにて詳しく説明しています。
pcゲームで楽しむ人気のeスポーツについて

tatsuo
tatsuo
いくら高リフレッシュレートの液晶ディスプレイに高フレームレートで表示されても、それに反応できる腕がないとな。
でも見ている内に慣れてくるから、STGの対戦で勝ちたいならまずはゲーミング液晶ですね。
akira
akira

フレームレートとリフレッシュレートを考えたおすすめ構成例

フレームレート重視のおすすめパーツ構成

フレームレートを重視してグラボにお金をかける場合のおすすめパーツは、
・ハイエンド:GeForce RTX 2080Ti
・ミドルレンジ:GeForce RTX 2060 SUPER、Radeon RX 5700
・エントリークラス:GeForce GTX 1650
を選んだ構成になります。

特にハイエンド構成は将来的にマルチモニターにしやすいように、複数の接続端子が搭載されていることが大事。
レースゲームやフライトシミュレーターなどをプレイする際は、60fpsでもマルチモニターだと臨場感が違います。
そして液晶ディスプレイだけを買い足すことで、PCゲームのプレイ環境をグレードアップできるようにCPUなどもある程度高性能な構成にすること。

ハイエンドのおすすめ構成例


ハイエンド構成としては、パソコン工房のLEVEL-R040-i7K-XYVI-CRがおすすめです。
・CPU:Core i7-9700K(8コア8スレッド)
・メモリ:16GB
・GPU:GeForce RTX 2080 Ti 11GB GDDR6
・ストレージ:500GB SSD(NVMe M.2)、2TB HDD
の標準構成で262,878円(税込)。
グラボ性能が高いので、4K画質やVRゲームも快適にプレイ可能。
だからFPSなどではなく、RPGやVRゲームを楽しみたいあなたにもおすすめの構成です。

ミドルレンジのおすすめ構成例


ミドルレンジの構成としては、パソコンショップSEVENのZEFT R7K02がおすすめ。
・CPU:Ryzen 7 3700X(8コア16スレッド)
・メモリ:16GB
・GPU:GeForce RTX2060 Super
・ストレージ:500GB SSD(NVMe M.2)
の標準構成で164,780円(税込)。
グラボのRTX2060 Superはミドルクラスではあるものの、最新のPCゲームも楽しめる性能があります。
しかもCPUは8コア16スレッドなので、将来的にもバランス良くゲームが満喫できる構成です。

エントリークラスのおすすめ構成例


エントリークラスの構成としては、ストーム(STORM)のPG-TTがおすすめ。
ただし基本構成をカスタマイズして、
・CPU:Ryzen 7 3700X(8コア16スレッド)に変更
・メモリ:16GBに変更
・GPU:GeForce GTX 1650
・ストレージ:250GB SSD(NVMe M.2)
と一部パーツ構成を変更して116,570円(税込)になります。
CPUをミドルクラスと同じRyzen 7 3700X、メモリも16GBに変更して、将来的にグラボの買い換えだけで長く遊べるパーツ構成になっているのが特徴。
ストレージ容量は少ないものの、遊ぶゲームを絞ってインストールすれば問題なし。
税込み価格で10万円を少し超える程度なので、お手頃価格でPCゲームを始めたいあなたにおすすめです。

リフレッシュレート重視のおすすめパーツ構成

リフレッシュレート重視で液晶ディスプレイにお金をかける場合のおすすめは、

ハイエンド


■BenQ XL2546
・画面サイズ:24.5インチ
・最大リフレッシュレート:240Hz
・解像度:1920×1080
・コントラスト比:1000:1
・ダイナミックコントラスト比:1200万:1
・パネル種類:TN
・応答速度:1ms(GTG)
・値段:ドスパラ59,800円、ツクモ58,150円、アーク58,150円(各税込)
BenQ XL2546は、
・CS:GO Faceit Major London 2018
・PUBG Japan Series
など様々なeスポーツ大会の公式モニターとして採用されているのが特徴。
だから本番と同様の環境でプレイしたいなら、BenQ XL2546を最初から選ぶのがおすすめ。
液晶ディスプレイは頻繁に買い換えるものではないから、値段が高くても長く使えてコスパが良いのもポイントです。
60Hzの液晶ディスプレイを使っていると、大会では後れをとるから注意。

ミドルレンジ


■MSI Optix G32C4
・画面サイズ:31.5インチ
・最大リフレッシュレート:165Hz
・解像度:1920×1080
・コントラスト比:3,000:1
・ダイナミックコントラスト比:-
・パネル種類:VA
・応答速度:1ms(MPRT)
・値段:ツクモ39,800円、アーク39,800円(各税込)
ミドルレンジでおすすめのMSI Optix G32C4は、31.5インチと画面が大きいのが特徴。
更にゲーミングモニターでは珍しくVAパネル採用と、大画面と画質を優先したいあなたにピッタリ。
VAパネルなので最大リフレッシュレートは165HzとBenQ XL2546に劣るけど、画質はTNパネルよりも優れているのでFPS/TPS以外のゲームも楽しむならイチオシです。

エントリークラス


■ViewSonic VX2458-MHD-7
・画面サイズ:23.6インチ
・最大リフレッシュレート:144Hz
・コントラスト比:1000:1
・ダイナミックコントラスト比:80,000,000:1
・解像度:1920×1080
・パネル種類:TN
・応答速度:1ms(GTG)
・値段:ドスパラ19,800円(税込)
値段は19,800円だから、コスパの良い通常の液晶ディスプレイである
■ViewSonic VX2476-SMHD
・画面サイズ:23.8インチ
・最大リフレッシュレート75Hz
・パネル種類:AH-IPS
・値段:ドスパラ価格12,980円(税込)
と比較しても約7,000円の価格差しかないのが特徴。
最大リフレッシュレートは144Hzですが、初心者にとってはゲーミングモニターとして十分な性能があるのでおすすめ。

tatsuo
tatsuo
VX2458-MHD-7はドスパラ専売モデルだけど、お手頃価格の入門者向けゲーミングモニターとしてもおすすめなんだ。
BTOパソコンと液晶ディスプレイをまとめ買いする方法もあるけど、別々に安いお店で購入する方法もありですね。
akira
akira

グラボと液晶ディスプレイの接続端子は確認しておくこと

グラボと液晶ディスプレイをケーブルで繋がないと、映像を表示することができないのは当然。
その際に高リフレッシュレートや4Kなどの高精細さを求めるなら、それぞれHDMIやDisplayPort端子搭載製品を選ぶこと。
もちろん最近の製品なら搭載端子にHDMIとDisplayPortの2つは用意されているものの、念のために確認しておくことが大事です。

ゲーミングモニターを使用するつもりなら、端子の対応バージョンについても確認しておくことがおすすめ。
HDMIなら2.0、DisplayPortなら1.3以上であれば、高解像度や高リフレッシュレートに対応しているので安心です。
ただし、これも最近のグラボなら規格的に問題が無いので、それほど気にしなくても問題はありません。

USB Type-C接続については、映像や電力のケーブルが1本で済むからスッキリするけど対応製品の少なさが問題です。
だからPCゲーム用途の場合は、グラボや液晶ディスプレイについてはUSB Type-C接続は気にするほどではありません。
あくまでもノートPCの外付けディスプレイとして考えたときに、あれば便利かな程度の状況です。
基本的にはDisplayPortで接続するつもりで確認すれば、PCゲームも問題なく楽しめます。

ちなみにゲーミングモニターはそもそも高リフレッシュレートに対応しているから、接続端子については問題なし。
性能が活かせない端子しか搭載していない場合、それはもはや欠陥商品ですからね。

ただし複数の接続端子が用意されている商品の場合、接続場所によって設定可能なリフレッシュレートが変わることもあります。
だから液晶ディスプレイとグラボは、液晶ディスプレイの搭載端子を優先してグラボを選ぶと安心です。

DVI端子などその他の接続端子は、規格的に古いものになります。
DVIにはデュアルリンクなどもありますが、今はHDMIかDisplayPortでの接続を考えておくこと。
古い液晶ディスプレイを使いたい場合に、DVI端子などが必要になることがあるだけです。

tatsuo
tatsuo
最近の商品ならどれもHDMIとDisplayPortは搭載しているんだ。
接続端子がいくつかあるけど、DisplayPortがあるか確認しておけば良いんですね。
akira
akira

まとめ:迷ったら液晶ディスプレイにお金をかけるのがおすすめ

高リフレッシュレートを活かすためには、フレームレートが高くないと意味がありません。
上記グラボ重視で紹介したエントリークラスのGeForce GTX 1650でも、ゲームの画質設定を下げることで120fpsなど高フレームレートにすることは可能です。
だからグラボは最初はローエンドで安く抑えておき、GPUの新製品が発売されたのを機に買い換えるのもあり。

エントリークラスの構成としておすすめしたストームのPG-TTをハイエンドゲーミングモニターBenQ XL2546と組み合わせても
116,570円+58,150円=174,720(税込)
と合計20万円以下で240Hzでゲームを楽しむことが可能に。
もちろんゲーム画質も求めるなら、予算に合わせてGeForce RTX 2080Tiなど上位構成にするのがおすすめ。

ただし、値段が安いからと言って、安易にエントリークラスのViewSonic VX2458-MHD-7などを選ぶのはおすすめ出来ません。
なぜなら値段も安く通常の液晶ディスプレイとの価格差も少ないものの、最大リフレッシュレートが144Hzまでだから。
240Hz対応のBenQ XL2546と比較した場合、設定を変えてもこの性能差を埋める方法がありません。

・フレームレート:画質設定などで上げられる
・リフレッシュレート:液晶ディスプレイの性能次第だから変わらない
のがポイント。
その為、グラボの予算を液晶ディスプレイに回すことになっても、まずは納得できる性能のゲーミングモニターを購入するのが後悔しないポイントです。

普段はストリートファイター5などの対戦格闘ゲームやファイナルファンタジーシリーズなどのRPGがメインで、たまにPUBGなどをプレイするならエントリークラスでも十分。
あくまでもあなたがメインにプレイしたいPCゲームによって、フレームレートとリフレッシュレートのどちらを重視するか考えること。
eスポーツ以外のおすすめPCゲームについては以下のページにて詳しく説明しています。
遊ぶべきpcゲームのおすすめ10選はこれ!名作揃いでハズレなし

ただし、RPGメインの場合は、60Hzの液晶ディスプレイの中から画質重視で選ぶのもおすすめです。
それとVRゲームは専用HMDを使うから、液晶ディスプレイは関係ありません。
こういった用途なら最初からグラボにお金をかけると幸せになれます。

ちなみにハイエンドのグラボとゲーミングモニターを組み合わせた場合、
262,878円+58,150円=321,028円(税込)
と30万円オーバーになります。
でも家庭用ゲーム機では味わえない高画質でのヌルヌル動作が満喫できるので、予算が許すならハイエンドパーツを組み合わせるのがおすすめです。

tatsuo
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エントリークラスの組み合わせなら、15万円以下で済むんだよ。
それでも144Hz対応だから、コンシューマー機とは全く違ったプレイが楽しめるんですね。
akira
akira